◆スペイン週間コルムナ◆火曜日更新
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果たして人の一生は物の売買だけで一喜一憂するだけのものでしょうか。自分の欲だけ満たして最後は皆等しく死ぬために働くのが人生でしょうか。 日本語情報センタ-は単なる情報屋ではありません。スペインの情報やサ-ビスを通して別次元の人生観を日本の同朋に問いかけます。 |
201-220
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220 あ~あ、負けちまった、ガックシ・・・ 27-06-2006(火) |
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現実を目の当たりに突きつけられて浮かれた夢から興醒め、ふと我に帰って愕然とするのは何も株券詐欺被害者だけではない(コルムナ205)。今回悲劇のサッカ-ショ-を見終えた日本人観戦者もまた、気が付けば自らの現実である家庭、学校、職場、地域社会に否応なく引き摺り戻されたはずである。日本チ-ムが敗れて総てはもう終わってしまったとすれば、総ては打上げ花火であり、将来的な力はない。しかし、継続すればいつか何らかの力となり、必ず何かの実を得るに至る(同16)。大体、観客席やテレビの前でgニッポンhと言うだけなら誰でも出来る。たまには同胞が主役の愛国心もいいが、継続と言うのは今後の日本サッカ-のことではなく、応援した日本人各自が主役の各自の現実の山河の中で将来実を結ぶための我々各自の継続のことである。 そもそもプロスポ-ツの真髄は観客、特に青少年に感動を与えることのはずである。その感動が爽やかな余韻となって継続すれば良い実が残らない訳はない。その意味では、プロより技術は遥かに劣るが、ファイトマネ-も一切ない、敗者からさえ感動をもらえる、今から始まる高校野球の方がスポ-ツの本質を維持しているとも言える。継続とは具体的な行動の場合もあるだろうし、また、感動の余韻であるとも言える。そして、真に感動の余韻に心動かされれば、それはまた必ず具体的な行いへと昇華して行くはずである。とは言え、我々名もない一般市民にとって何か特別意気込む行いである必要はない。人様の目に付かない場所に小さな、しかし、黄金(こがね)の釘を有効に打ち込めればそれでいい(同126)。 目的ではないことを目的としてはならない。----- 或る昔の偉い人 ヨ-ロッパのプロスポ-ツは当事者もファンも勝敗や成績だけが総ての印象を受けます。しかし、ベ-ブル-スが病気の子供のためにホ-ムランを打ったとか、王監督が差別をバネに這い上がったとか、こう言う人間的なサイドスト-リ-の方が実はプレ-そのものよりも人々の心の中にずっと人間的な余韻となって継続して行くのではないでしょうか? これこそ正にg継続は力なりhの本質であり、g記録より記憶hの真髄です(同198)。頭キンキラキンでミニスカ-トで携帯を自由自在に操る今時の非国民ギャルからはgおじさん古~いhとか言われそうですが、本質とは時の流れに左右されず新しくも古くもならないはずです。 さて、今回は余り言われませんが、八年前のフランスでのワ-ルドカップで使われたサッカ-ボ-ルは、確かパキスタンかどこかの子供達が日当何十円かで繕っていたそうです。それを蹴る年棒何億のスタ-選手達。それが人生の総ての如く一喜一憂するファン。本質と目的を激しく見失ってはいないでしょうか(同13&14)? |
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219 クラシックギタ-の先生も指摘する質の低下 20-06-2006(火) |
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先日小さな楽器店を営む日本のある知り合いから、筆者には全く面識のないあるクラシックギタ-の先生の次の様な供述を伝え知らされた。 ≪若者の人間としての質の低下に伴い、良き音楽と良き楽器は減退する一方である。≫ これは今日の世相をズバリ衝くけだし名言かも知れない。なるほど、これでは確かに筆者の生涯を賭けた祖国へのスペインギタ-普及もそう簡単には行かないはずであるが、これは楽器だけではなく、総ての業界にも言える。何故なら人生総てのことは良くも悪くも一蓮托生であり、人間良くも悪くも一事が万事だからである。 日本茶よりコ-ラ&ファンタ、黒髪より金髪(コルムナ138)、ミニスカ-トに成り下がった制服(同143&175)、パンツ見せファッション(同119)、留学は留学遊び(同84)、日本でもスペインでも新聞やニュ-スを賑わす様々な事件、サッカ-はスポ-ツからサッカ-ショ-へ(同13&14)、そして、クラシック音楽より音楽とは名ばかりの腐臭漂う生ゴミ同然の騒音をがぶ飲みして、髪の毛はふさふさしてはいるが、頭の中は薄い若い世代・・・。これらは皆g人間としての質の低下hと言う一事が根底にある万事のいくつかの具体例なのである。そのとばっちりを万事の中の一事としてクラシックギタ-も食らっていると言う訳だが・・・。 しかし、高貴な人は高貴なことを計画し、高貴なことをいつもする。----- 或る昔の偉い人 このことばは過去にも何度か引用しましたが(同164&169)、今週は格別に文頭のgしかしhに克目して下さい。軽薄になる一方の世の中で、読者も読者の息子や孫達も薄らボケ~っと何の抵抗もせず下流に押し流されて滝壷地獄に逆落としか、gしかし、今!!hと目を見開いて上流に向い、下流に向う他の死んだ魚とぶつかることを覚悟して上流階級の価値観に人生を賭けるのか。人間としての『質』が軽薄か高貴か。高貴でなければ軽薄で、ミ-ハ-で、プ-タロ-で、低俗で、携帯片手に哺乳類ヒト科のオスメスごっこにうつつを抜かし(同186&189)、働きもせず株価に一喜一憂する金銭物品崇拝者に成り下がった挙句の果てに人間性が減退する一方だとすれば(同205)、ますますこのgしかしhと言う短いが毅然とした一言の決断が我々の残りの人生の指針を決めてしまうかも知れません。 決断しなければ滝壷行きか天罰に北朝鮮から核ミサイルが飛んで来ます。この表現も今まで何度か使って来ましたが(同168&174)、今回は本当にはったり突っ張りパフォ-マンスをかまして来ましたね。とても人間としての『質』の伴った行動とは思えません。戦前の日本と同じです。それでは21世紀の日本は!? 果たしてクラシックギタ-人口は増えるのか? |
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218 逆転の発想で空き巣 13-06-2006(火) |
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昔からの読者はご記憶かも知れないが、2004年のコルムナはg逆転の発想hがテ-マであった(コルムナ91~142)。読み返せば、ほぼ毎週このことばが文中に引用されていることが分かる。実はこれ以前もこれ以後のコルムナも、世の中が狂っている以上、狂った世の中の常識の逆を衝けば、多くの場合むしろ人間として正解であるとの基本理念に基づいて書かれていると言っても良い。そして、この崇高なg逆転の発想hは悪用してさえ多大な効果(被害!?)を上げることが最近スペインの空き巣達に拠って証明されている。 書いて字の如く住人がいない時を見計らって家屋に押し入るのが空き巣だが、最近はこの空き巣の常識を逆転の発想で180度覆す、住人が居る住居に押し入る空き巣が流行っている。つまり、住人が居なければ金庫や貴重品の在処が分からない。逆転の発想で、住人が居る時に押し入って、縛り上げて、ナイフを突きつけて金目の物や、カ-ドの暗証番号を聞き出した方が遥かに時間も短縮、効果も絶大と言う訳である。 この在宅押し込み強盗が悪事千里を走るが如く21世紀の空き巣の手口としてスペイン全国で流行っており、市内より、特に郊外の一軒家を狙った場合が多い。住人は気が気ではなく、スペインでは俄かにセキュリティ産業が引っ張りだこになっている。 どんな貪欲にも注意して、良く警戒しなさい。何故なら、いくら豊かな人でも、その人の命は財産にあるのではないからです。-----或る昔の偉い人 これはいわゆる悪い奴だけに対する警告ではありません。逆転の発想で、真面目に勤勉に自らの欲だけを追求している貪欲な善良な市民をも総て包括しているのです。金銭物品至上主義は極悪非道にも、そして、善良にさえ実行出来るのです(同140)。 それにしても、日本一の株券妖術使いのハゲタカを手玉に取るハイエナ一味の親分・・・。類は友を呼んで生き血を吸い合うのか六本木蛭ズ!? スペインの空き巣強盗など悪の器が小さいの何の・・・。スペインの子猫の方がマシです(同188)。 |
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217 死んだら花実は・・・ 06-06-2006(火) |
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先週木曜日、日本で言えば美空ひばり級のスペイン歌謡界の大御所女性歌手が亡くなった。末期ガンで危篤と伝えられた週明けから報道各社は24時間体制で張り込み、死後の週末まで各局は特番を組み続けた。それにしても、悲しくも何ともないのに、いかにも悲しそうな顔をしてインタビュ-する突撃リポ-タ-の様子は日本と全く変わらない。悲しみに暮れている親族の皆さんもさぞかし迷惑だったことだろう。 一般的にスペイン人の地声は日本人の想像の範疇を遥かに超えてバカでかい(コルムナ42)。日本人からすれば口論かと思ったら普通の会話であることもしばしば。そのせいかスペイン人歌手はミ-ハ-歌手に至るまで皆豊かな声量を誇り、元来自己主張の強い国民性も相まって表現力も豊かである。従って、歌手の全般的な実力は、どう贔屓目に見ても日本よりスペインに軍配が上がる。この亡くなった女性歌手も、とにかく凄い声量で歌声は伸びて途切れず、何よりその豊かな歌唱力は、ファンでも何でもなかった筆者さえ、これは凄いと納得させられずにはいられなかった。しかし・・・、人は皆死に至る。 一般的には日本人より遥かに金への執着心と自尊心の強いスペイン人が今回の報道で人はどんなに富と名声を得ようが最後は皆死ぬと言う現実をどこまで認識したかは分からないが、とにかく一つだけはっきりしていることは、少なくとも肉体的には人は皆死ぬために生まれて来ると言うことである。 明日のことを誇るな。一日の内に何が起こるかあなたは知らないからだ。-----或る昔の偉い人 日本でもスペインでも、どうも有名人と言うのはお世辞にも子供のお手本にはならない様な私生活の人が多過ぎます。それは富と名声が故の誇り、奢り、高ぶりに起因しているのでしょう。そこに突然のガン宣告。これは今日とても人事とは思えません。何故g突然hなのでしょう? 我々はg知らないhからです。そして、人は誇り高ぶるほどよりg知らないhことに陥り、より不意を衝かれるのではないでしょうか? 実は三週間前センタ-で飼っている猫の名犬ラッシ-(同132)が跳び慣れた4階のベランダから地面に落ち、顎の骨が外れる大怪我。誇ることを知らない猫でさえこうなのです。 不意を衝かれないためのささやかな第一歩は誇らないこと。ましてや、やがては朽ち果てると分かり切っている肉体や富や名声や株券など誇らないことかも知れません。 |
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216 スペインのひまわりの花と実(2):再々放送 30-05-2006(火) |
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コルドバ&セビ-ジャ地方ではひまわりが一斉に咲き始めている今日この頃。一番暑い時期ですが、見る人の人生観まで変わってしまいそうな延々と続く広大なひまわり畑は一見の価値あり。読者の人生観も・・・? ≪人は花だけに目を奪われがちです。しかし、貴方の目に映っているあのこと、羨ましいと思っているあの人、カッコイイと憧れているそのこと、やってみたいこのこと---。これらは果たして花か実か良く吟味すべきです。 花だけ追求すれば、実を追求しないのですから実が残らない、つまり『収穫がない』のは当然です。人生に虚しさを感じる人は追及して来た花が散って実が残らなかったから失望しているとも言えるでしょう。 他人の喧嘩と対岸の火事とスペインのひまわりの花は大きい程宜しいと言うのは所詮野次馬根性です。しかし、当事者(農夫)にとってはいくら花が咲き乱れ様が種の収穫がなければ総ての苦労は水の泡なのです。 他人事なら花だけ面白がる野次馬根性でも害はないかも知れません。しかし、当事者、つまり自分の人生で花だけ追いかけて虚しさを収穫すれば、総てとは言わないまでも多くの苦労は水の泡です。 もちろん、日本で忙しい生活を送っている人が息抜きにひまわりお花見ツア-でスペインに来て気分転換するのが悪いのでも何でもありません。しかし、旅行業界だろうが何だろうが人が実よりも花に目移りする傾向にある以上、世の中実(真に価値あるもの)よりも見栄えのする花の方が多くなるのは金と物第一の資本主義社会、そして、間違った意見でも過半数を占めれば正論となる民主主義社会の鉄則とも言えます。 例えばツア-を売るためには旅行代理店にとってもお客にとっても正論は花、しかし、農夫にとっての正論は実です。貴方の人生の『正論』は花でしょうか、実でしょうか。私達人間が人生と言う畑を耕す農夫だとすれば、尚更この点について明白な価値観を持つことが大切です。 嘘は花は咲かせるが実は成らせない。-----或る昔の偉い人 先々週の繰り返しになりますが、現実、真実、誠実でないこと、つまり、実がないことが広い意味で嘘なのです。もちろん綺麗に咲いた花は大いに結構なのですが、散った後実を結ぶ様な咲き方かどうかが問題です。 もう一度4月29日のコラムをご覧下さい。一日何十万の収入、高級マンション---。嘘で咲かせた人も羨むド派手な花が散った後の収穫の実は一日千円に事欠く哀れな老後。他人事ではありません。 日本語情報センタ-はスペインの花の情報はもちろん、それを元に小さくても確実な収穫の実を結んでいただくための確かなきっかけを差し上げたいと思います。続けてスペイン週間コラムをお読み下さい。≫ |
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215 スペインのひまわりの花と実(1):再々放送 23-05-2006(火) |
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今年の五月は異常な暑さのスペイン。そのせいか気の早いひまわりはもう咲き出しています。昔のガイド仲間に拠ると、農業助成金でも出たのか(!?)、今年はひまわり畑も多いそうです。ただし、気温の高い地域ほど種蒔&開花&収穫も早くなり、総ての地域で一定時期ではありません。スペインで最も暑いセビ-ジャ&コルドバ地方で今月末に開花し、順次他の地域へと受け持ち分担の如く広がって行きます。遅い所で7月初旬ですが、スペインの夏の風物詩、当り一面のひまわり畑の最盛期は6月初~中旬です。 さて、このひまわりのコルムナは筆者自身のお気に入りでもあります。ひまわりのこの時期、二年に一度再放送することにします(コルムナ9&10&115&116)。四年経った今、色褪せたかどうかは読者の皆さんが判断して下さい。
≪スペインの夏の風物詩と言えばひまわり畑である。日本人なら躊躇なくこれを全部引き抜いてゴルフ場にしてしまいそうな広大な丘陵地にひまわりが栽培される。gひまわり娘・伊藤咲子hなど足元にも及ばない。 私が初めてひまわり畑を見たのは観光ガイド1年目のこと。初仕事は冬だったのだが、観光バスの運転手によると全く何もない畑にひまわりが咲くのだと言う。なるほど春先になって発芽した小さな芽は小学生の頃家の庭にあったひまわりのそれに似ている様な気もした。そして、遂に6月初旬開花。あたり一面のゴルフ場にひまわりが咲いている光景は想像を絶する。 ところが、2週間後通って見るとどこか元気のない様子。今日は具合でも悪いのかなと思ったのだが、翌週来て見ると明らかに散りかけていた。そして、完全に枯れた頃首を刈られて種を収穫されるのである。 鉢植えの花などの固定概念で、どんな花も一度開けば1、2ヶ月は咲いていると私は思い込んでいたのだが、結局ひまわりは春先に種を蒔かれ秋には収穫される半年の命。その美しい盛りは僅か2週間なのである。 人間ならせいぜいその150倍位かなと毎年この時期思う様になって2、3年。小さな芽を吹き、成長して最盛期を迎え、後は落ちる一方。ぶつぶつ文句を垂れながら容姿体力衰え枯れ果てて死んで行く。ひまわりの命はそのまま人の一生の縮図かも知れません。 すべての人は草、その栄光はみな野の花の様だ。-----或る昔の偉い人 ひまわり畑の目的は花ではなく、実は花が枯れてから熟成する種(油を採る)の『収穫』にあるのです。 虎は死して皮を残す。ひまわりは花は散るが油を残す。貴方は何を残すのでしょうか。 (この項続く)≫ |
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214 生ハムから切手へ 16-05-2006(火) |
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これは先週金曜日の新聞のある社説の題名である。生ハムとはスペイン名物豚の後ろ足の塩漬け燻製ハムのことだが、この場合2004年末に起きた生ハム闇ファンド詐欺事件を指す(コルムナ139&140&148)。これはグラナダ県の山奥だけの話しだったが、今度はスペイン全国と隣国ポルトガル、フランスの一部まで巻き込んだ大規模な詐欺が発覚した。 『切手フォ-ラム』なる会社が年6%の利回りを約束して如何わしい切手を勝手に印刷して売りまくり、後は生ハム事件や日本の妖怪株券小僧と以下同文。先週一斉捜査で逮捕者は既に9人。被害者総数約35万人。被害総額推定30億ユ-ロ(約4300億円)。小口の個人投資家もいるだろうが、ニュ-スに拠ると貯金や年金を全部注ぎ込んでいた人もかなりの数に上る。早速被害者の会など結成されている様であるが、ブラックマネ-を投資していた連中は訴えたくても訴え様がないであろうとのことである。 と、こんなコルムナを書いていると、日本では愛媛県で真珠養殖会社が一口百万円集めて配当停止(一昨日のインタ-ネットの日本の新聞)。要するに生ハムか切手か株券か真珠かと言う餌の違いだけで、結局偽装を粉飾した風説を流布して金を巻き上げてトンズラする筋書きに違いはない。 先週は『ひと~つ、人の生き血を吸い~』だったので、今週は『ふた~つ、ふらちな悪行三昧~』である(桃太郎侍)。人々に正義感を思い起こさせるこの種の優良番組が消えて、頭すっからかんのバラエティ全盛なのは、実は日本の国益の損失である。 正義を行い、直きを語り、不義の金はいかに自らを利するともこれを受けず、人を害する談話や行為には耳を塞いでこれに組せず、悪はいかに麗しく、また、楽しく見えても目を閉じてこれを見ない者は幸いである。-----或る昔の偉い人 この会社は25年続いた有名企業で、配当もべらぼうではなかったことで皆却って信用してしまった様ですが、収集家相手の切手販売業者が切手を株券代わりに売り始めた時点で知恵のある投資家なら疑うべきだったはずです。それにも拘らずこれだけ多くの人が毒餌に食らい付いたのは自らの金銭欲と言われても仕方がないでしょう。 愛と金銭欲が人を盲目にすることは万国共通です。愛も金銭もそれ自体は人生に不可欠な良いものですが、人間様の不義がそこに介入すれば、それは両刃の剣となって人間様に斬りかかって来ます。これもまた、万国共通の負の真理です。 人生時として、いや、多くの場合、受けず、耳を塞いで組せず、目を閉じて見なくて良いことの方が多いのが今のご時世かも知れません。 |
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213 心から欲しい10万円 09-05-2006(火) |
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日本でも格安航空券で有名なアルファベット三文字の旅行代理店で飛行機とホテルだけ手配してもらい、後は結構自由な旅の四人家族が先週日本語情報センタ-にやって来た。しかし、ことばの壁から、どうしても不自由を感じることもあり、現地で二つのオプション料金をこの旅行代理店の現地支店に聞いてみたとのこと。 『ここからここまで車をお願いしたいんですが・・・』『10万円です~』&『市内観光お願いしたいんですが・・・』『10万円です~』 10万円は概算だが、これは最低ラインで、更にあれこれ付けると、もっと高くなると言われたそうである。確かにフィクションの吉本のギャグの十分の一だが(コルムナ39)、この臆面もないノンフィクションの銭ゲバには4人も筆者もただ絶句!? 筆者は大体原価が分かるが、約三分の一以下。思わず『黙って聞いてりゃ、いい気になりやがって!!』『ひと~つ、人の生き血を吸い~』『テメ~ら人間じゃねえ、叩っ斬ってやる!!』と言う、それぞれ遠山の金さん、桃太郎侍、破れ傘刀舟先生の名台詞が思い出され、日本への郷愁の念さえ覚えたのだった。 卑しい利得を求めるのではなく、心からそうしなさい。-----或る昔の偉い人 企業なら利潤追求は鉄則でしょう。商品に希望小売価格を付けるのが悪い訳でもありません。しかし、要は商品や価格が顧客のためを思ってのことか、ただ金欲しさ故かと言うことです。例えば、もし読者が保険屋のおばさんなら、顧客自身のために保険加入を勧めるのか、自分のために入って欲しいのかと言うことです。どんな商品でも心から相手の立場に立っての売買なら、少々高くても人間味で補えます。しかし、唯金が欲しいだけなら、それは卑しい利得が動機の自己中の産物です。gことば巧みに売らなきゃやって行けないじゃないか、皆やってることだし・・・hと言う気持ちも分かりますが、情けは人にかけるもの。今日新聞やニュ-スやスペイン週間コルムナは身勝手な情けを自らにかけて、人を利用し卑しい利得を求めてお縄になった多くの人非人で満ちてはいないでしょうか? 自分が主人公の人生は皆広い意味で卑しい利得で心から欲望の墓を建てていると言えます(同79&80&139&140)。人生何でも浅はかにではなく、心からやるに越したことはありませんが、それは一体誰のためか・・・。これで各自の人としての価値まで決まってしまうとすれば、これは10万円の端た金など取るに足らない大問題です。 |
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212 マクロを見抜くミクロな眼力・・・のなさ!? 02-05-2006(火) |
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スペインは政治形態としてはいくつかの地方政府の集合体である。アメリカ程各州の独立色は顕著ではないが、各地方に地方大臣がおり、また、県裁判所と国の最高裁の間に地方最高裁と言う、日本にはない地方司法制度が存在する。日本的に言えば、あたかも関東地方大臣、近畿地方最高裁となる。そして、アンダルシア地方最高裁がマスコミを通じて『犯罪組織を根絶しなければ国の存在自体が危うい』と異例の警鐘を鳴らしたのが先々週のこと。政府も組織である様に、悪い奴らとその犯罪もまた組織化している。その実態の凄まじさを数字で掴んでいる地方最高裁だからこそのコメントと言える。このままでは警察も司法も追っ付かなくなるのである。 社会の上層部がこう言う危機感を持っているのはまだ救いがあると言えるが、二週間前と言えば、国民はイ-スタ-のバカ騒ぎ真っ最中。今またメ-デ-連休にサッカ-リ-グ終盤戦と、まるで野生動物のスタンピ-トの如く、ただ己の欲望に身を任せる電車道を一直線(コルムナ4)。しかも、極度のノ-天気故に、せっかくの暴風波浪土砂崩れ津波堤防決壊水没注意報も馬耳東風宜しくすっきりさっぱり聞き流す。 この警鐘を逆説的に解釈すれば、マクロな組織的犯罪を見抜いて、これを根絶すれば社会は良くなると言っている様にも取れる。確かにそうだろうし、それをマクロに実行に移すのが政治家であり、警察であり、その後始末をするのが司法の役割と言える。しかし、ミクロなくしてマクロなし。 正しい人は悪者の家を見抜く。-----或る昔の偉い人 今回アンダルシア地方最高裁はマクロに悪者の家を見抜いたと言えますが、国民個人個人がミクロに悪者の家を見抜く眼力を持たなければ、見抜くどころか、自らの欲望故に悪者の家に喜んで誘き寄せられて、ミクロな個人から、最後はマクロな国家に至るまでスタンピ-トで滝壷へ直行です。『国の存在自体が危うい』かどうかは政治的なマクロな他人事ではなく、我々一人一人のミクロな罪悪に足繁く通う積み重ねが現代社会のマクロな社会悪の温床だと広い意味で言えます。gミクロなくしてマクロなしhだからです。 大体、裁判官から言われるまでもなく、見抜く人は成功し、見抜けなければ痛い目に遭うのは世の常です。そして、自らのミクロな悪を見抜けずに、ミクロの集合体であるマクロな悪の実態は見抜けません。どうしたらいいのでしょう? アンダルシア地方最高裁がマスコミを通じてマクロに訴えてさえダメなのです。ならばgスペイン週間コルムナhは『犬や猫から学ばなければ国の存在自体が危うい(同17&18&60&100&188&195)』とミクロに提言します。 |
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211 原発事故か人骨ス-プか 25-04-2006(火) |
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明日4月26日でチェルノビル(Sp:Chernobil)原発事故から20年を迎える。日本でもそうだと思うが、スペインでも先週末から新聞テレビなど様々なドキュメンタリ-番組や特集が組まれている。ところが、週末の土日と言えばスペインは新興宗教の如くサッカ-リ-グ戦一色。本当にスペイン人はとことん呑気な連中である。 そう言えば筆者の観光ガイド時代、もう14、5年前のことになるが、国内線しか発着しないはずの田舎のグラナダ空港に、何とたまにミンスクから旅客機が飛んで来ていたのを思い出す。地元グラナダ市が被爆した子供達を休暇に招待する粋な計らいで白ロシアの首都ミンスクからチャ-タ-便でやって来た訳である。もうあの子供達の大半は生きてはいないだろう。 愚かな人間どもは、やがて核ミサイルを射ち合って破滅に至るであろうと筆者は思っているが、千里の道も一歩から、大きな破壊も小さな破壊から、そして、国家の崩壊も個人のモラルの崩壊からである。核弾頭が飛び交わなくても、世界中で子供から頭がふにゃけて凶悪事件に満ちた人間社会がこのまま立ち行くはずがないと今日誰でも思わないだろうか? 自分の隣人を蔑む人は罪人。貧しい者を憐れむ者は幸いだ。-----或る昔の偉い人 原爆をぶっ放して隣人を蔑む巨大な破壊に比べれば、例えば、うちが近所で一番羽振りが良いと悦に入ることすら、もう既にそれがその人のケツの穴の小さな人間の器の大きさであり、隣人と自らに対する小さな破壊です。そして、小さな破壊に満ちる時、人間社会は大きな破壊に定められているのです。つまり、日本の安全保障は政府の外交交渉と言うハ-ド部門ではなく、個人的に隣人を蔑むか憐れむか、破壊的精神か建設的精神か、と言う我々国民一人一人の人間の『質』と言うソフトの問題であり、ここに最近国会を賑わせた真の愛国心の定義もあります。そして、人間の『質』が自己中心で隣人を蔑む罪人なら、今後日本社会はますます荒廃し、天罰として様々な自然災害や原発事故も起こるかも知れません(コルムナ138)。隣人を憐れめば幸いに至りますが、憐れまないから日本では高校生が女子中学生を殺害し、スペインでは先週土曜日どこかの町で墓を暴いて、その横で人骨を出汁にス-プを作って飲むバカが出て来るのです(←原発事故も強烈だが、これも強烈!?)。 |
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210 花咲か美人も久しからず 18-04-2006(火) |
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その女性はとてつもなく美人で、顔の彫りも深く、細面で、細身で、長身で、スタイル抜群である。一昔前は良く顔を会わせる機会もあったが、ここ七、八年は年に一度街でばったり会うか会わないか位で疎遠になっていた。その彼女に先日街で声を掛けられた。約一年振りだったと思う。ところが、筆者は正直一瞬誰だか分からなかった。肌はすっかり色艶を失い、余りの老け具合に一瞬返答に困った。すっぴんだったことを差し引いても、余りの変わり果てた姿に思わず『~奢れる平家も久しからず。盛者必衰の理を表す。~』と言う有名なg平家物語hの冒頭の句を思い出してしまった。いくら三十代半ばのスペイン人女性にとってこれは普通のこととは言え、筆者もまた今までg唯春の夜の夢の如しh幻想に幻惑されていた現実を思い知らされた。『姫、御労(いたわ)しゅう存知上げまする~』と、思わず、お家断絶の憂き目に会い、忍従の日々を強いられている元藩主の姫君の元家臣の心境になってしまった。 嘘は花は咲かせるが実は成らせない。-----或る昔の偉い人 別に女性の外面的な美しさが嘘偽りと言う訳でも何でもありませんが、まず美しく咲いた花が散ってから実を結ぶのが草木の常。観賞用の植木鉢の花なら話しは別ですが、読者の価値観は一体『花』と『実』のどちらでしょう(コルムナ9&10)? これはgスペイン週間コルムナhから同胞日本人への一貫した問い掛けでもあります。 『実』を結ばない人生にもg諸行無常の響きあり・・・h。合掌・・・。毎週以下同文・・・。 |
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209 三年前は戦争反対 11-04-2006(火) |
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イラク開戦三年経過。先日地元新聞にあるグラナダ市民の『毎日イラクで人が何人も死んでいるのに、皆無関心過ぎる』との意見が掲載された。確かに、三年前世界中であれだけ戦争反対と騒ぎ立てたのが嘘の様に(嘘だったりして!?:コルムナ40&50)、三年後の現在、毎日イラクで何人死のうが、気の抜けたサイダ-の如くもう誰も何も言わない。誰もgまた? あ、そうhとしか思わず、記事を読みさえしないイスラエル・パレスティナ紛争のニュ-スと同じになってしまった。ましてや、スペイン軍が撤退して久しい今(同103)、赤の他人が何人死のうが痛くも痒くもない。身勝手な人間様の正義感とは所詮この程度のもの。いや、あれは戦争反対ではなく、アメリカの戦争に反対だったと素直に言えば言いだけの話し。以前の来館者の話しでは、日本でもあるミ-ハ-歌手がg戦争反対hと派手にやったとのこと。そんなに人命が大切なら、何故今も反対しないのか? 結局、親でも国でも何でも権威に反抗して悦に入るツッパリ根性の発露に戦争反対を利用しただけ。人のことを思いやるフリをして、死人さえ利用して、実は自らの自我を思いやっている。正に大東亜共栄圏の如く、片手に隣人愛の美辞麗句の盾、もう一方の片手には自己中心の鋭い刃。これを本当の矛盾と言う。 とは言え、確かに見も知らずの赤の他人をどうして真に思いやることが出来るだろう? 十把一絡げの同情など、赤い羽根の十円みたいなもの。星飛雄馬も左門豊作を個人的に知っていたから、個人的には知らなかったその兄弟達に個人的に同情出来たのである。 あなたの隣人をあなた自身の様に愛せよ。-----或る昔の偉い人 無名の隣人より、イラク戦争反対と言った方がスケ-ルの大きな見映えのいい隣人愛でしょう。大勢の市民がデモった方が当局にも効くでしょう。しかし、隣人は隣人です。家庭、学校、職場、近所など、通常個人的に接している隣人同士でさえ然るべき礼節を欠いているのが我々の実情ではないでしょうか(同102)? もちろん、各自重荷を感じる隣人に違いがあるのも確かでしょうから、真に感じるところがあれば、地球の反対側でもどこでも隣人愛の実践に地理的制約はありません。ただし、実践であって、口先だけなら自己宣伝の偽善パフォ-マンスです。では、口先だけではなく、真の隣人愛実践の源泉とは何でしょう? 筆者はその昔日本でアルバイトをしたあるサ-ビス業でgサ-ビス精神のない人にサ-ビス業は向かないhと良く言われました。同様に、民主主義の精神のない人にとって民主主義は我田引水的に利用する対象でしかなく、同様に、隣人愛の精神のない人に隣人愛の実践は無理です。では、どうすればこの隣人愛の精神を養うことが出来るでしょう? 難しくなって来ました。いくらでも書けそうですが、簡単に言えば、同胞日本人よ、今一度左門豊作とその兄弟達に心から同情して涙した星飛雄馬に学べと言うことです。 |
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208 海だけは美しいg美しい海h 04-04-2006(火) |
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スペイン南部アンダルシア地方マラガ県マルベ-ジャ市。Marbellaとは美しい(bella)海(mar)の意で、晴天なら水平線の向うにモロッコのアトラス山脈も見える。日本の旅行書ではマルベ-リャだが、正しくはマルベ-ジャと発音する。そして、先週水曜日、美しくも正しくも何ともない、極めて醜く不正な汚職事件が発覚し、女市長とその一味がお縄になった。悪いニュ-スには慣れっこのスペインマスコミも連日トップニュ-ス扱いである。 日本人パックツア-も立ち寄るこの市はヨ-ロッパの一大リゾ-ト地スペインの太陽海岸コスタ・デル・ソルの首都と言っても良い。高層ビルや豪華な別荘が華やかに立ち並び、ヨットハ-バ-には一隻何千万円もする豪華なヨットが多数停泊。アラブの富豪の何億もする客船の様な超豪華ヨットも横たわっている。昨年亡くなったサウジアラビア国王のお気に入りの避暑地でもあった。下々は溜息を吐き、唯指をくわえて眺めるのみ。 溜息を吐き、唯指をくわえて眺めるだけではバカ丸出しだと思ったのがこの女市長とその一味の親戚や政治家や税理士や抱き込まれた警察官ども容疑者23人。賄賂に公金横領に着服に不正入札に談合にと、やりたい放題やらかして、現時点で27ユ-ロ(約3857億円)の不正所得、山の様な宝石に美術品、高級家具に高級車、高級マンションに別荘、営業許可なしで堂々と営業している高級ホテル二軒に自家用ヘリ二機、千を越える架空名義の銀行口座に、金の使い道に困ったのか、何故か何十頭もの純血種の馬・・・!? しかも、検察側に拠るとこれらはまだ氷山の一角に過ぎないらしい。この女市長は、やはり汚職まみれの前市長をgこの汚職野郎hと散々罵り、リコ-ルで追放し、前々市長もまた汚職で国中に名を馳せた。どうやら、金の臭いのする所にハゲタカが集まるのは万国共通らしい。現在容疑者46人のアルハンブラ宮殿チケット偽造事件(コルムナ197)も日本の妖怪株券小僧(同198&199&203&205)も理屈は皆同じ。容疑者全員が揃って『と~んでもございません、お奉行様』とシラを切っているのもまた、これらの事件に共通である。 何が原因であなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたの体の中で戦う欲望が原因ではありませんか。-----或る昔の偉い人 欲望とは欲しがること。金銭物品に限らず、地位や名誉や、あの欲しくて堪らない洋服やプラモデルに至るまで、主語が『私』、直接目的語も『私』、間接目的語も『私』なら、私とせいぜい私の家族がg受けるhことに絶対的価値観を置いた欲望には違いありません。それ故、どんなにささやかな欲望でも、欲望に身を任せれば戦いや争いに巻き込まれます。せっかく一回切りの人生なのですから、もっと違った、意義のある戦いを争いたいものです。そのためにはg受けるh欲望の方程式ではなく、g与えるhことに拠って豊かになる価値観と人生観にスパッ-と切り替えてはどうでしょう(同34&182&185&192&200)。 |
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207 程度の低さは万国共通 28-03-2006(火) |
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先週金曜日三年振りに日本の知り合いがやって来た。昔何年もグラナダに住んだことがあり、現在は日本で大学教授をやっている。師曰く、『いや~、スペインも日本並みにひどい社会になったね~。毎日凶悪事件がゴロゴロ。以前はこんなことなかったのにね~。』 筆者は日本の方がスペイン並みに凶悪になって来たと思っているが、これは住んでいる場所の違いに拠る単なる観点の違いであって、日本でもスペインでも世界中で子供から人間の『質』が極めて劣悪になっている、その結果としての凶悪犯罪の『量』の比較に過ぎない。 またいつもの『量』より『質』の話しになるが、これはgスペイン週間コルムナhの基調でもあり、世の中良いことも悪いことも『量』に目を奪われないで『質』に刮目しなければ事の本『質』を見失い、時間や労力や金銭、そして、人生そのものさえも無駄に費やす羽目になるのは万国共通である。 そして、残念ながら、人間の悪の本『質』に大人も子供も性別も18歳未満の区別もないのも万国共通。また、殆どの人の価値観が金銭物欲享楽至上主義であることもまた万国共通であり、この人間様の本『質』と正体に国境はない。それ故、いわゆる国境を越えてどこの外国に行こうが、結局日本からの現実逃避に過ぎない現実がここにある。 私たちは何一つこの世に持って来なかったし、何一つ持って出ることも出来ません。衣食があればそれで満足すべきです。-----或る昔の偉い人 近年老後を海外でと言う日本人退職者が多い様です。たまに筆者も引退を間近に控えた初老の夫婦の旅行者からそう言う相談を受けます。しかし、世界のどこに住もうが、まず、趣味でも何でもいいから、その地で老後を過ごす目的意識を持つことです。目的がなければ珍しいのもせいぜい最初の二週間。三週間目からは『今日は何して遊ぼうか~』となってしまいます。これではわざわざ海外にボケ老人になりに行く様なもの(コルムナ165)。遅かれ早かれ、畳がいい、ラ-メンが食べたい、と愚痴り出します。次に、人間の負の本『質』に国境はないことを度外視して浮かれないこと。短期の海外旅行ならともかく、住むとなれば話しは別だからです。日本でも学校や職場や近所に必ず嫌な奴の一人や二人はいるでしょう? 同じ人間社会である以上、海外でもそれは全く同じ。浮かれていると痛烈に足元を掬われます。我々も心からg衣食があれば満足hと言う気持ちを持たなければ、知らず知らずの内に自らをも他人様をも傷付けているのかも知れません。 |
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206 スペインの奈良漬け!? 21-03-2006(火) |
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日本の春分の日はいつだったか筆者は覚えていないが、ここスペインでは先週金曜日が一応そうであったらしい。gらしいhと言うのは、そんなことはどうでもいい、とにかく、何か飲む理由になれば何でもいいからである。近年スペインでは若者、いや、中学生から週末に野外で飲み明かすのが一種の社会現象になっている(コルムナ22&48)。飲み屋で飲む金がないからだが、それにしても、翌日の新聞に拠れば、この日夕方から明け方まで人口28万人のグラナダ市郊外の野外特設広場で飲み明かした若者は何と3万5千人。酒の匂いを嗅ぎ付けて、他県からわざわざマイカ-のみならず、バスを借り切ってまで飲みに来た連中も相当いたらしい(ご丁寧に弁当持参!?)。そして、台風一過の如く、後は33トンのゴミの山、立ちション地獄、放火、投石、喧嘩、飲酒運転に交通事故、急性アル中患者で一晩中サイレン鳴りっ放しの救急車・・・。おまけに、連中が酒の瓶を持って市内に雪崩れ込まない様に市内各所に機動隊配備。それはいいが、お巡りさんとて公務員。夜間時間外特別手当支給。つまり、このガキどもの野外酒飲み大会を市民の税金で賄ったことになる。こうした光景はグラナダ市だけでなく、この日スペイン各地で見られた。 あなたは人と誓約してはならない。他人の負債の保証人となってはならない。-----或る昔の偉い人 翌日の新聞に酒の瓶の中でアルコ-ル漬けになっている脳みその風刺画が載っていました。読者の皆さん、たっぷりどっぷり酒粕に漬かった奈良漬けを想像して下さい。水に一週間浸そうが、熱湯にぶち込もうが、そう簡単に酒の臭いは消えはしません。 軽々しく約束したり、保証人になったりすると、骨の髄まで滲み込んで臭う重荷を自ら一生背負い込むことにもなりかねません。酒もその一例、いや、面白おかしく軽々しく戯れて誓約したばかりに(同199)、思わぬ負債を背負わされるのは、世の中酒やハゲタカドアだけではないはず(同198&200&203&205)。重度の後遺症が出てからでは遅いのです。 |
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205 借金してまで毒饅頭 14-03-2006(火) |
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先日日本語情報センタ-に来た女性旅行者から聞いた面白い、と言っては何だが、当事者は顔が引き攣り、第三者は同情より苦笑いを催すお話し。この女性の知り合い夫婦が銀行に借金してまで例のハゲタカドアの株を買い、その僅か二日後に事件勃発(コルムナ198&199&203)。何もせずに金が入って来るはずが、何もせずに借金地獄・・・。 人は何も問題がない時、物事が上手く行っている時は皆いい人なのである。これだけで人もビジネスも株も判断すると大怪我の元。そのためにも筆者はいつも次の三つの観点から人を見分けることにしている。 一つ。何か不都合があった時のその人の反応。すぐに苛立ちをことばや態度に表す人はとても人間が出来ているとは言えない。二つ。金銭に忠実かどうか。正直、ここスペインでは金に関しては別人格と言う人間が多過ぎる。三つ。約束に忠実かどうか。つまり、誠実か嘘吐きか。良く観察すれば、毎日の事件やニュ-スはこの三つの内どれかに不備があったから起こったことばかりだとも言える。そして、これら三つはそれぞれ独立した要素ではなく、いずれも深い相関関係にある。 この三つに関して全く潔癖と言う人は世の中一人もいない訳だが、毒饅頭に限って見た目は堪らなく美味しそうなのであるから、これを見破る眼力がなければ毒衝かれる。そうなりたくなければこれら三つのリトマス試験紙で識別し、兆候があれば近寄らないこと。『君子危うきに近寄らず』とはそう言う意味だと認識すれば、この夫婦の様に喜び勇んで毒饅頭にかぶりつく愚の骨頂を犯すこともない。 あなた方は自分が何を求めているか分かっていないのです。-----或る昔の偉い人 一つ。千載一遇の好機とばかりに借金してまで毒饅頭に食らいつく眼力のなさ。二つ。働かずにしこたま儲け様と思った浅はかな労働意欲と深い金銭欲。三つ。あれだけ金こそ総てだと公言してはばからなかったハゲタカの首領を盲信したのは自らも同類項だったから、と言えば本人は気を悪くするでしょうが、程度の違いはあれ、我々は皆この種の強欲を犯すものです。今後人だけでなく、様々な物事もまずこの三つで確かめてから行動に起こしても遅くはありません。確かめないからスペイン人の離婚率も五割なのでしょう(コルムナ31)。 我々は一体何を求めて人生の旅路を歩んでいるのでしょう? 金、名声、レジャ-、楽しきゃいい、美味しきゃいい、美人でスタイルが良けりゃいい、背が高くてハンサムで高給取りで次男の方がいい・・・。日本でもスペインでも皆自分が何を求めているか分かっていない人が大半なのではありませんか(同9&10)? いっそのこと求めるのを辞めて、与えることを求めてみてはどうでしょう? 価値観も人生もガラッと変わるかも知れません(同200)。 |
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204 毒を以って鳥インフルエンザを制す!? 07-03-2006(火) |
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予想されたこととは言え、どうやら鳥インフルエンザは急速に世界中に広がって行きそうな気配である。隣国フランスでは先日ある養鶏場で大量死の例があり、既に大騒ぎになっている。渡り鳥を繋いでおくことが出来ない以上、現時点ではまだ実例のないここスペインでも発生は時間の問題かも知れない。最近はその辺で死んだ鳩が発見されても、すぐ職員が駆けつけ、検査してシロだったと新聞記事になる今日この頃。政治家は自国の食肉産業と国庫の収入を思って根拠のない楽観的なコメントを出してはいるが、いずれにせよ、スペインのみならず、ヨ-ロッパ各国政府も養鶏業界も来るべきXデ-を戦々恐々と待っていると言える。 そんな中、先日筆者の知り合いが知人を食事に誘ったところ、鳥インフルエンザが怖いからチキンは辞めておこうと言ったそうである。筆者もこの人を良く知っているが、とんでもないヘビ-スモ-カ-で、浴びるほど酒を飲むアル中。そのせいか、かなりの高血圧でもある。 喜び勇んで自らの体に毎日日課の如くニコチンとアルコ-ルを垂れ流し込んでいる不摂生な人が、自らの健康を気遣ってチキンを食べない!? 思わず酒は西洋の悪魔の水だと公言してはばからない禁酒のイスラム教徒がタバコやハシシュ(スペインでは違法だが皆吸っている軽い麻薬)は吸い放題なのを思い出す。もっとも、スペインに出稼ぎに来ているモロッコ人達は人目をはばかることなく酒を飲んで、豚肉を食っている。絵に描いた様な偽善である。 人から出るもの、これが人を汚すのです。-----或る昔の偉い人 これは見事な逆転の発想です(コルムナ91~)。ニコチンやアルコ-ルや麻薬が人を汚すのではなく、そんな毒を好んで飲んで、悦にさえ入る人の性根こそ汚れていると言う訳です。それを、後から肺ガンだ肝硬変だ禁断症状だと病院に行って大騒ぎ。なるほど、ある意味スペイン政府が禁煙を国策にするのも頷けます(同196&201)。 確かに毒は毒でしょう。しかし、多くの場合、人はその愚かさの故に外見は美味しそうな毒饅頭におびき寄せられ、遂に毒されるに至るのではないでしょうか? 本当に悪いのは外部の毒ではなく、人の内に潜む愚かさの故に敢えて毒を好き好む人の愚かさです。 確かに鳥インフルエンザはこの類ではありません。しかし、愚かで身勝手で欲深い人間様に対する摂理の刑罰・・・。そんな気もします。牛丼の次は焼き鳥だと言うことです。 因みにトリ-ノオリンピックでスペイン全国民の期待を裏切って惨敗した女子回転の金メダル候補だったリエンダ選手は一昨日日曜日にノルウェ-で行われた同種目国際大会で先日のメダリスト達を抑えて見事優勝(先週のコルムナ)。分からんもんです。 |
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203 金メダル候補遠く及ばず 28-02-2006(火) |
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先週金曜日朝9時少し前日本語情報センタ-横のグラナダ市役所前広場から大音響が聞こえて来た。場所柄よくデモ隊が集結したり、様々な行事や催しが行われるので驚きはしなかったが、日本的感覚では通勤時間の7:30位に当るこの時間からガンガン鳴り響かせるとは朝の遅いスペイン人にすれば尋常ではない。一体何事かと見に行ってみると、トリ-ノオリンピック女子回転の実況生中継であった。 スペインはサッカ-は滅法強いが、ウインタ-スポ-ツは伝統的にパッとせず、国民の関心も低い。冬季オリンピックではその昔札幌オリンピックで銅メダル一個と前々回の大会で銅メダルもう一個だけ。ところが、今回久々に現れた女子回転競技期待の星リエンダ選手は既に前回のスキ-ワ-ルドカップのこの種目で優勝した金メダル候補で、しかも、グラナダ市のすぐ隣町の出身。オリンピック前には市役所で壮行会も行われ、競技当日早朝から市役所前広場に巨大スクリ-ンを設置して実況生中継する熱の入れ様。市民の関心も極めて高い。 そして、13位・・・。スペイン国民の期待を一身に背負った重圧に押し潰され、実力の半分も発揮出来ない予想外の結果となった。閉会式のスペイン選手団旗手も務める予定だったが、辞退したそうである。傷心の程が伺える。 私の目にはあなたは高価で尊い。-----或る昔の偉い人 翌日の新聞では敗者にエ-ルを送る内容の記事が目に付きましたが、これは結果如何に係わらず、その頑張りを高価で尊いと評価する感謝の気持ちに他なりません。 勝者も敗者も、そこに人間としてのメッセ-ジさえあれば、周囲の人に感動を与えます。感動さえあれば誰でも、落ちこぼれだろうが、安月給だろうが、見た目は体裁が悪かろうが、確かに周囲のある人々の心の目には高価で尊いと映るに至ります。 それに対して、例の嘘吐きファンドを『私の目にはあなたの株は高価で尊い』と崇めて新興宗教の如く喜んでその株を買った銭ゲバ信者達。敗者の美学も同情の余地もありません。 有意義な人生とは何が本当に高価で尊いのかを見分け追求することとも言えます。そうすれば私達もまた人様の目に高価で尊いと映るかも知れません(同176)。 |
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202 バラバラ死体かパンケ-キか 21-02-2006(火) |
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日本で幼稚園児二人が刺し殺された前日、スペインのある町では息子が親父を殺してバラバラ死体にした・・・!? 日本ではトップニュ-ス扱いだが、スペインではごく普通の凶悪犯罪記事だった。つまり、スペインでは息子が親父をナタで切り刻んでももはや大事件でも何でもなく、新聞に載ったのも一日だけ。世界中どこでも日増しに気違いが野放し状態にある訳だが、いずれにせよ、これら二つの事件は、残念ながら現代社会は既に巨大な精神病院になってしまっていることの更なる裏付け以外の何物でもない(コルムナ118&135&144)。なるほど、この前提に立てば、誰かが突然刃物を振り回すことを想定しないで呑気に安閑としている方が逆に悪いのかも知れない。 この事件の二日後の先週土曜日夜スペイン国営テレビ第二チャンネルでスタ-リングラ-ド攻防戦のドキュメンタリ-(BBC)が放送された。サッカ-ダイジェストの裏番組だったので視聴率は情けない程低かったに違いない。これは筆者には初耳だったが、最後は食料が底を突き、ドイツ軍ソ連軍双方共馬や犬猫はおろか、人間の死体まで食べていたそうである。 怒り、憤り、悪意、そしり、あなた方の口から出る恥ずべきことばを捨ててしまいなさい。-----或る昔の偉い人 捨ててしまえないどころか捨てる気もない以前に捨てる必要さえ感じない・・・。この人間様の巨大な精神病院の素は第二次世界大戦が終わって無くなってg世界は一家、人類は皆兄弟hどころか、脈々と受け継がれて増長の一途を辿っているのではないでしょうか? と、こんなコルムナを書いていると、ちょっと目を離したスキにうちの猫5匹(同188)に机の上に置いてあったパンケ-キをかじられました!? スペインでは思わず吐き出したくなる位甘いケ-キが大半の中、これは甘さを抑えた筆者のお気に入りだったのですが・・・。ま、人間様の様に貪欲や悪意でやったのではありません。喜んで赦しましょう。 |
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201 禁煙法で喫煙キャンペ-ン!? 14-02-2006(火) |
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年頭から発効した禁煙法の波紋は紋々と広がる一方である(コルムナ196)。まず、タバコ離れを食い止め様と年明け早々国内タバコ製造メ-カ-一社が値下げを断行。他社も右へ倣えで値下げ競争が始まり、新たに安い銘柄も新発売(厚生省認定のタバコの基準を下回った粗悪品ではないか当局が検査中←毒の認定基準!?)。輸入タバコも仕方なく値下げに踏み切った。ところが、既に以前の卸値で仕入れていた多くのタバコ屋はそれを安値で売るハメになり政府に猛抗議。そこで政府は小売価格が値崩れしない様にと先月と今月、ご丁寧に今年早くも二回もタバコ税を増税し、大蔵省にだけ都合のいいその場凌ぎの見事な応急処置。いずれにせよスペインのタバコ業界は大幅減収となっている。 その中で何故かフランス&ポルトガル国境のスペインのタバコ屋さんだけは新聞やニュ-スに取り上げられるほど大繁盛。フランス人&ポルトガル人が毎日車で大挙押し寄せ、小売価格の安いスペインのタバコを山の様に買って行くそうである。EUとなって以来税関もなく、同一のユ-ロ通貨で全くの無関税。こう言う時にはEUが実感出来る。 一方スペイン国内ではさすがに禁煙傾向も出て来た様である。まず、わざわざタバコを吸いに喫煙コ-ナ-に行く分だけ仕事をしないニコ中より非喫煙者を企業が求め始めた。そのため今年になって禁煙産業が流行り出したそうである。また、先週土曜日のグラナダ市の地元新聞に拠ると街に落ちている吸殻が減少しているとか(誰が数えたのか?)。 愚か者にはその愚かさに従って答えるな。あなたも彼と同じ様にならないためだ。-----或る昔の偉い人 そこまでして毒を吸いたい連中に他人に毒を売ってまで金儲けしたい連中・・・。スペイン政府も国民がタバコは適度に控えて公共医療費節減で、しかも、タバコ税は欲しい偽善パフォ-マンス。何でそこまで毒論争が逆巻き起こるのでしょうか? 毒には毒に従って答えなきゃいいだけの話し。それだけのことです。下手に答えれば毒愛飲家や毒商人に毒吐かれるだけ。毒に認定基準も税金もへったくれもあって堪るかです(同83)。 それにしても結局スペインの禁煙政策は皮肉にも隣国フランス&ポルトガルではタバコ奨励特価キャンペ-ンとなっているのですから、毒とは本当に偽善者で嘘吐きです。 私はタバコなんか吸わないと傍観している読者の皆さん、他の毒にも答えないことです。 |
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